■ 活動日 活動時間
令和元年10月23日(水)~24日(木) 両日ともに、10:00~15:00
■ 活動場所、参加者数
福島県相馬市 蒼龍寺(曹洞宗)墓地 延べ12名(23日6名、24日6名)
■ 活動目的、内容
寺院墓地の土砂撤去作業
■ 活動団体名、活動者名 人数9名
・曹洞宗福島県青年会5名:本田和也師、斎藤紹俊師、三村浩史師、石井秀芳師、矢内大丘師
・蒼龍寺2名:田中俊英老師、田中俊幸師
・復興支援室 分室2名:斎藤光輝氏、佐藤正乗師
■ レポート(箇条書きが望ましい)
・台風19号の影響により、墓地脇を流れる宇田川が氾濫。それにより、墓地内に土砂が流入し、全域が土砂で埋め尽くされた。
・成林寺(福島県伊達市)保管のストックヤードを利用しての活動。
・通路がせまいため重機が入れない。一輪車とスコップを使って、墓苑内の通路にたまった土砂をひたすら人力で撤去する作業。
・墓地駐車場を土砂の仮置き場とし、たまった土砂は、近隣業者に運搬を依頼。
・お昼休憩をはさみ、実働各2時間だが、ハードワークであるため、適宜休憩をとりながらの作業。
(ご住職のお話)
・墓地内には、無縁仏もあれば、墓地管理者が遠方に住んでいるため、泥をかぶったままのものもある。
日が経てば、掃除をした・しないが歴然としてくる。
・1986年の8.5水害の時よりもひどい状況。
■所感
・活動時は陽も差し、暑く感じるが、休憩中に浜風もあることから、急激に冷えてくる。秋の災害であるため、防寒着も必要。
・墓地周辺の飲食店の中には、未だに営業を再開できない店舗もあり、各自の昼食や飲み物は事前購入が必要。
・台風の被害に遭った日から、今日現在まで何度か大雨が降っている。その都度、堆積した土砂が水を吸って重くなり、身体への負担も大きくなる。長期的な作業であるため、活動後の心身のケアが重要になってくる。
・お檀家さんも作業されている。ストックヤードからの資器材は共有し、また、作業の合間に立ち話をするなども、一呼吸する意味で必要である。
報告者 佐藤正乗