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12月10日 福島県新地町(雁小屋団地) 行茶活動報告

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■ 活動日 活動時間
平成30年12月10日(月) 10:00‐12:00
■ 活動場所、参加者数
福島県新地町 雁小屋団地集会所  11名(男性1名、女性10名)
■ 活動目的、内容
行茶活動(傾聴サロン活動)、鍼灸・指圧、水引工作
■ 活動団体名、活動者名 人数10名
NPO鍼灸地域支援ネット1名:浜野浩一氏
曹洞宗福島県青年会(相双支部)1名:石井秀芳師
寺族1名:高崎ひろみ氏
曹洞宗 復興支援室3名:斎藤光輝氏、陳 盈澄氏、佐藤正乗師
新地町社会福祉協議会4名

■ レポート(箇条書きが望ましい)
・鍼灸地域支援ネットががんご屋団地で活動を行うのは平成30年9月に続いて5回目(初回は平成27年11月で、まだ仮設住宅だった時)。
・前回同様、行茶を行うメインの大広間とは別の6畳の和室に、分室保管のベッド2台を設置し、施術を行った。パーテーションは設置しなかった。
・5名に施術。内訳は以下の通り。女性5名、新患1名・再診4名、60代3名・70代2名
・再診4名のうち3名は平成25年9月に小川公園仮設住宅で施術させていただいた方だった。
・全員が鍼施術を受け、指圧のみの方はいらっしゃらなかった。
・前日初雪による積雪があったが、当日は雪も解けており、冬晴れとなった。
・エアコンを使用。最初は部屋が冷えていたので28度に設定し、途中から25度に下げた。施術を受ける方は一部、肌を露出するので、室温は高めの方が快適と思われる。
・冬季なので、湯たんぽを各ベッド2個ずつ使用し、施術を受ける方の足を温めた。これはいつも好評をいただいている。
・施術の合間、水引作りを行う。お正月が近いこともあり、好みのポチ袋を選んでいただき、それらに付ける水引を各自に作っていただいた。
・水引作りは、認知症予防に良い。
・家でもやってみたい。水引がほしい、どこに売っているか教えてほしい。
・この団地には、町営の災害公営住宅も含め86世帯が住んでいる。地元の建設会社と大手ゼネコン2社が協働で団地を造った。
・国から助成金をとり、3つのサークル活動を行っている。そのうちの一つがフラダンス。つい昨日、そのコンテストが町内で行われた。団地からも数名参加、加えて応援にも赴いた。大変な盛り上がりだった。

■所感
・昨日初雪が降り、今日も冬らしい気温だったこともあったせいか、体が冷えておられる方が多いように感じました。施術後、2名が、体が温まったと喜んで下さいました。
・足のむくみと冷え症を訴えられた方がおられました。お話をうかがうと、ふだん、移動は車が多く、歩く機会があまりないとのことでした。脚力の低下は下肢に水がたまり、体を冷やすことになるので、歩く機会を増やす方が良いということと、余分な水を排出するには小豆やハト麦がよいというお話をさせていただきました。
・一週間前からの背部痛を訴えてこられた方がおられましたが、体をいろいろと動かしていただいたり、痛かった時の体位を再現していただいたりしても、痛みは現れませんでした。おそらくもう治っているものと思われ、そうお話させていただきました。一度痛みを感じると、痛みが治まっても心配で気になるものと思われます。ご自覚はありませんでしたが体の緊張はありましたので、余計な緊張を取る鍼を一本だけしたところ、15分ばかりよくお休みになっておられ、とても効いたということをおっしゃって、お帰りになりました。
・5年前に小川公園仮設住宅で施術させていただいた方が3名おられましたが、残念ながらこちらも先方も記憶になく、感激の再会とはいきませんでした。雁小屋住宅はもともと同じ地域におられた方が移り住んでおられると見え、昔からの顔なじみが多いようです。そういう仲の良さが、施術中、並んでベッドに休んでおられる方同士の会話から伝わってきました。
・今日の訪問先(参加者)は、復興支援から、“生活”支援というフェーズに移行しつつある場所のように思う。だからと言ってサロンの場がもう必要ない、ということではなく、例えば、会話の中から共通の知り合いの現況を知ったりと、例えばそれが、社協が支援介入するかどうかの議論の的になるなどの副次的な役割を担うこともある。

レポート編集 佐藤正乗

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9月3日 福島県新地町(雁小屋団地) 行茶活動報告

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■ 活動日 活動時間
平成30年9月3日(月) 10:00‐12:00
■ 活動場所、参加者数
福島県新地町 雁小屋団地集会所  11名(男性2名、女性9名)
■ 活動目的、内容
行茶活動(傾聴サロン活動)、鍼灸・指圧
■ 活動団体名、活動者名 人数12名
NPO法人 鍼灸地域支援ネット1名:浜野浩一氏
曹洞宗福島県青年会1名:石井秀芳師
寺族2名:高崎ひろみ氏、東溟みはる氏
曹洞宗 復興支援室4名:久間泰弘師、斎藤光輝氏、陳 盈澄氏、佐藤正乗師
新地町社会福祉協議会2名、新地町生活支援相談員2名

■ レポート(箇条書きが望ましい)
・鍼灸地域支援ネットががんご屋団地で活動を行うのは平成30年5月に続いて4回目(初回は平成27年11月で、まだ仮設住宅だった時)
・前回同様、行茶を行うメインの大広間とは別の6畳の部屋に、分室保管のベッド2台を設置し、施術を行った。パーテーションは設置しなかった
・5名に施術。内訳は以下の通り。男性2名・女性3名、新患3名・再診2名、40代2名・50代1名・70代2名
・お勧めしたところ全員が鍼施術を受け、指圧のみの方はいらっしゃらなかった。
・大型台風が明日、本州上陸すると予報されており、今にも雨の降りだしそうな曇天だったが、過ごしやすい日だった。それでも室内はやや蒸し暑さを感じたため、エアコンを使用しました。
・毎週月曜日の朝に、みんなで体操をしている。椅子に座りながらも重りを着けるから、なかなかの運動になる。
・ちょっとした(肩や内臓などに効く)ツボを知りたい。みんなでやりたい。
・鍼灸マッサージを受けて、身体も心もほぐれた。何だかお喋りが進んだ。
・波に全部流された。何もかも、家の土台さえなかった。あの日、病院に居たからあまり地震の事は分からなかったが、家に戻って大変なことが起きていると知った。お父さんが迎えにきて間一髪で津波から助かった。
・住んでいた部落は、20人弱のうち9人亡くなった。
・仮設に入るまでもいろいろあった。今の家は3年になる。息子達は離れて、お父さんと2人で暮らしている。7年経ったけど…。
・お父さんが車の免許を返上してから、全く外に出掛けなくなった。前は毎日パークゴルフに行っていたから心配だ。
・気持ちは前に進んでいるが、身体に不調(異変)が起きている方が増えている。数年前のが、ぶり返している人が多い(支援員さんより)
・男性が全くサロンに来てくれない。どうしたものか…(支援員さんより)

■所感
・別室で施術を行ったので、行茶の方に参加された皆様の様子はわかりませんでしたが、賑やかな声が
聞こえてきて、明るい雰囲気を感じました。
・5年前に新地町内の小川公園仮設住宅で施術した方が1名おられました。また、2016年3月以来の方
も1名おられました。
・下肢のむくみの症状を訴えられた方が2名おられました。いずれの方も、今年になってからの症状だ
とのことです。同じコミュニティの中から同時期に複数、むくみの症状が出現していることから、身体
的な原因はもちろんあるでしょうが、その他に生活習慣か何か、地域的な要因もあるのだろうか、と疑
問を抱きました。
・2015年11月に活動した際、写真とお手紙を送ってくださった方が、その後お見かけしなかったので、
消息をお尋ねしたところ、昨年他界されたとのことでした。ご冥福をお祈り申し上げます。
・「地震、豪雨、台風など日本だけでも色んなところで災害が起きている。(3.11に)区切りをつけようと思っているけど…」とお聴きした。ふとした時に、まだまだ“あの日”が浮かび出るようだった。そして、ご自身の感情を抑えようとしている様子が伺えた。この事が起因して身体に変調を来すのだろうか。
7年半経過しているものの、この方にとっては過去ではなく今なお続いている。
・男性参加者を増やす提案として、場当たり的かもしれないが、年末鍋行茶を提案した。
・準備から帰るタイミング、そして鍼灸施療など、参加者主導で事が運んだように思えた。行茶活動の在り方として、これで良いのではないかと思った。

レポート編集 佐藤正乗

7月10日 福島県二本松市(根柄山団地) 行茶活動報告

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■ 活動日 活動時間
平成30年7月10日(火) 10:00‐12:00
■ 活動場所、参加者数
福島県二本松市 根柄山団地 集会所  11名(男性4名、女性7名)
■ 活動目的、内容
行茶活動(傾聴サロン活動)、囲碁ボールゲーム
■ 活動団体名、活動者名 人数5名
曹洞宗福島県青年会1名:高橋浩紀師
曹洞宗 復興支援室4名:久間泰弘師、斎藤光輝師、陳 盈澄氏、佐藤正乗師
NPO法人 みんぷく、浪江町社会福祉協議会

■ レポート(箇条書きが望ましい)
・根柄山団地における行茶活動は、今回で3回目。本年3月より隔月で訪問させていただいている。
・曹洞宗さんの茶話会には、人が多く集まる。
・いつも団地のイベントは自治会が中心となって考えている。この茶話会の時だけは、全てをお任せできるので休むことができて助かる。
・末永く行茶活動を続けてほしい。
・福島市内のパークゴルフ場に団地の皆と遊びに行ったことがある。家にこもってばかりだから息抜きになった。今は、暑いから無理だ。

■所感
・囲碁ボールを行った。久しぶりであったため、スタッフ内で不安があったが意外なほどに盛り上がった。全員参加のチーム戦が良かったのかもしれない。
・サロン活動を、一から十まで我々僧侶が取り仕切ってしまってよいのかという危惧を自治会長さんに話してみた。曰く、上述の通り。“自立”が復興の大きな目的ではあるにせよ、状況に応じての柔軟な関わり方が必要だと思った。
・囲碁ボールゲームを設置するにはある程度のスペースが必要になる。集会所がそれほど広くないため、いつもより狭く感じた。

レポート編集 佐藤正乗

6月22日 福島県いわき市(豊間団地) 行茶活動報告

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■ 活動日 活動時間
平成30年6月22日(金) 14:00‐16:00
■ 活動場所、参加者数
福島県いわき市 豊間団地 集会所  47名(男性8名、女性38名、子ども1名)
■ 活動目的、内容
行茶活動(傾聴サロン活動)、ビーズブレスレット作り、紙芝居
■ 活動団体名、活動者名 人数12名
曹洞宗総合研究センター1名:久保田永俊師
曹洞宗福島県青年会4名:小林隆宣師、三田大芳師、光英覚法師、岡田俊宏師
一般1名:半谷景子氏
曹洞宗 復興支援室4名:久間泰弘師、斎藤光輝氏、陳 盈澄氏、佐藤正乗師
いわき市社会福祉協議会2名

■ レポート(箇条書きが望ましい)
・豊間団地への訪問は、今回で2回目となる。
・自己紹介の時点から参加者の反応が良かった。
・豊間団地では、週に1回、人が集まれるイベントが開催されている。
・最近、母親を亡くした。
・お坊さんが来てくれる、それだけでも有難いです。
・ブレスレットを作って、いつもお守りとして身に付けている。
・夫婦で同じ天然石を選んで作りました。お互い離れ離れにならないよう念じて下さい。
・今日、参加できない方から、自分のも作ってきてほしい、と頼まれました。
・紙芝居と法話を楽しみにしていた。
・和尚さん、前回と違う天然石を選んだよ。前回のは自分のために作ったけど、今回のは友人にあげるの。
・ここに入居してから、あまり外出しなくなってしまい、足が悪くなってしまった。和尚さん、悪いんだけど、私に似合う天然石とビーズを持ってきてほしいんですが・・・
・前回作ったブレスレットの紐が緩んできたので、修理してほしい。

■所感
・参加者が多かったため、ほとんどの時間をブレスレット作りに費やした。それでも、紐を結んでいる刹那、お一人お一人と二言三言お話ができた。そのほとんど方から、前回作ったブレスレットを今でも大切にしている、というお話を受けた。

レポート編集 佐藤正乗

6月22日 福島県いわき市(四倉南団地) 行茶活動報告

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■ 活動日 活動時間
平成30年6月22日(金) 10:00‐12:00
■ 活動場所、参加者数
福島県いわき市 四倉南団地 集会所  9名(男性1名、女性8名)
■ 活動目的、内容
行茶活動(傾聴サロン活動)、匂い袋作り、紙芝居
■ 活動団体名、活動者名 人数13名
曹洞宗総合研究センター1名:久保田永俊師
曹洞宗福島県青年会4名:三田大芳師、光英覚法師、鮫島弘純師、花澤開気師
一般1名:半谷景子氏
曹洞宗 復興支援室4名:久間泰弘師、斎藤光輝氏、陳 盈澄氏、佐藤正乗師
いわき市社会福祉協議会2名、NPO法人 みんぷく1名

■ レポート(箇条書きが望ましい)
・こちらに入居するまでが非常に大変だった。親戚の家に住まわせてもらったり、会津若松まで避難したり、現在のところに入居するまで、とにかく息苦しかった。
・つい最近まで、退職して何もしていない実の弟と生活をしていたが、このままではお互い良くないと思い、別々に暮らすことをやっと提案することができた。
・公営住宅に入居するには、家族構成・ペットの有無・勤務先の有無など細かく記入する書類があった。点数を加算方式で集計するのだが、自分は一桁の点数だったから、入居は絶望視していた。
・同じ点数の人もいて、入居できるか不安で、睡眠がとれなかったことを未だに思い出す。

■所感
・各テーブル毎にとても良い雰囲気でお話しされていた事が印象的だった。

レポート編集 佐藤正乗

6月21日 福島県いわき市(県営関船団地) 行茶活動報告

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■ 活動日 活動時間
平成30年6月21日(木) 14:00‐16:00
■ 活動場所、参加者数
福島県いわき市 県営関船団地  9名(男性1名、女性8名)
■ 活動目的、内容
行茶活動(傾聴サロン活動)、匂い袋作り、紙芝居
■ 活動団体名、活動者名 人数16名
曹洞宗総合研究センター1名:久保田永俊師
曹洞宗福島県青年会7名:小林隆宣師、三田大芳師、宍戸正俊師、加倉亮二師、岡田俊宏師、福羽敦正師、花澤開気師
一般2名:半谷景子氏、島田真由美氏
曹洞宗 復興支援室3名:斎藤光輝氏、陳 盈澄氏、佐藤正乗師
NPO法人 みんぷく3名

■ レポート(箇条書きが望ましい)
・参加者が固定している
・遠くても他のサロンに参加する方がいる
・入居が始まったころ、たくさんの取材を受けた
・今年入居が始まったばかりの団地でサロン活動をお願いしたい
・みんぷくさんより、別会場での行茶活動開催の打診あり

■所感
・活動者の方が多く、参加者の皆さんは緊張の面持ちだった。ただ、匂い袋作りが始まると自然と会話が始まり、最後まで和やかな雰囲気であった。
・とても雰囲気が良く、みんぷくさんと参加者お一人お一人との距離感が近く感じた。
・サロンに参加したい素振りはあるが、なかなか一歩(きっかけ)を見いだせない方が何人かいるそうだ。中には、遠くのサロン活動(別の団地)には出向いているようで、この団地のサロンにも参加してもらいたいとお話しされた。ご要望があれば、出来ることはお手伝いしたいと思った。

レポート編集 佐藤正乗

6月21日 福島県いわき市(大熊町 梨の実サロン) 行茶活動報告

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■ 活動日 活動時間
平成30年6月21日(木) 10:00‐12:00
■ 活動場所、参加者数
福島県いわき市 大熊町梨の実サロン  10名(男性2名、女性8名)
■ 活動目的、内容
行茶活動(傾聴サロン活動)、匂い袋作り、紙芝居
■ 活動団体名、活動者名 人数7名
曹洞宗総合研究センター1名:久保田永俊師
曹洞宗福島県青年会2名:小林隆宣師、三田大芳師
一般1名:半谷景子氏、島田真由美氏
曹洞宗 復興支援室2名:斎藤光輝氏、陳 盈澄氏
大熊町役場1名

■ レポート(箇条書きが望ましい)
・大熊町からの避難者を対象とした交流施設・梨の実サロンにて、初めて行茶活動を行った。
・(避難により)先祖からの土地を離れていて、申し訳ない気持ちがある。
・イベントがたくさんあるし無くても良く来る
・隣りにイオンがあるから、ついでに買い物ができる
・震災後しばらくすると、何もすることがなかった
・お母さん(奥様)も誘っているが、なかなか参加しない

■所感
・会場内に竹細工のトンボが展示されていた。大変精巧な作りで、その口先にある重心一点で支えられ
るつくりになっている。このトンボが会話のきっかけとなった。さらに、参加者の中にその制作者がお
り、私たちも教わって作ってみたいとお話しした。
・避難生活が続いていることもあり、参加者の皆さんから何か迷いがあるような印象を受けた。
・大熊町民や地域の交流拠点としてオープンした「梨の実サロン」に初めて訪問した。公営団地の集会所とは違った雰囲気であった。概ね、団地内の集会所は、団地内および周辺地域のコミュニティ作りの一環を主たるものとしており、街中のサロンスペースは、ばらばらになった避難元の方のための場所である。多少の違いはあるにせよ、私たちはコミュニティー作りのきっかけの一つであることに変わりはない。活動を続けることに意味があると感じた。

レポート編集 佐藤正乗

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